こんにちは。びらとり義経塾の瀬尾です。
先日ブログで話題にあげた「フェルマーの料理」の第1話が、先週金曜日の10時から放送されていたので、見てみました。
「フェルマーの料理」は、数学者になることをあきらめた高校生が、若き天才料理人との出会いをきっかけに、数学的思考を用いて、驚くような料理を作り上げ、料理人として成長していく物語です。
第1話ではナポリタンを作りました。主人公は料理の素人ながら、完成品からレシピを逆算して、1つ1つ合理的に作っていき、最終的にはとんでもなく美味しいナポリタンが出来上がりました。
この、ゴールから逆算する、というところに数学的な考え方が現れているな、と視聴しながら思いました。
例えば、次のような方程式の文章問題があったとします。
「サツキがりんごを4個買って200円の入れ物に入れてもらったら、800円でした。りんご1個の値段はいくらですか?」
これをゴールから逆算して考えると、
この問題のゴールはりんご1個の値段を求めること。なので、りんご1個の値段をx円とする。
↓
「りんごを4個買って200円の入れ物に入れてもらったら、800円」より、
方程式を立てると、
4x+200=800
↓
方程式を解いて、
x=150
よって、りんご1個の値段は150円。
となります。
この考え方を料理に応用すると、
トマトの香りが引き立つナポリタンを作りたい!
↓
そのために、ケチャップは具材にかけず、直接フライパンにかけよう!
のように、合理的にレシピを決めることができるのです。
数学を学んで、「これは何の意味があるのだろう?」と思うこともあるかもしれませんが、
数学で身に着けた考え方は、きっと実生活にも応用できるものだと思います。
というわけで、今日もみんなでLet’s数学!(笑)
本日のクイズコーナー!
前回の解答: C:岐阜県
今日の問題:ナポリタン発祥の地はどこでしょう?
A: フランス B: イタリア C:日本
答えは次回のブログで。ではまた✋
C:岐阜県