みなさんこんにちは。びらとり義経塾の志保井です。
本日は、大学入試における推薦入試についてのお話をご紹介したいと思います。
昨年度の大学合格者の推薦による割合は
国公立で約23%,
私立で約57.5%となっています。
大学のうち、私立大学は全体の約8割を占めているので、
国公立、私立をあわせた大学合格者の2人に1人は推薦での合格となっています。
推薦には2種類あり、「総合型選抜」と「学校推薦型選抜」に分かれます。
「学校推薦型選抜」は、さらに「指定校推薦」と「公募推薦」と区別されます。
指定校推薦は、通っている高校にその枠があれば使えます。
合格率はほぼ100%です。ただし、必ず入学することが大前提です。
それを破れば、以降はその高校から推薦枠を消されてしまう恐れが大です。
公募推薦は、学校の成績(≒評定)を利用する入試です。
一方、総合型選抜は完全に自分の力だけで勝負する形式です。
前者の方が合格率は高いので、常日頃から勉強しておくことが大事です。
逆に後者は一発逆転が可能という特徴もあります。
私はこれまで100人以上の生徒の推薦入試に携わってきました。
小論文添削だったり、自己PRなり志望動機書なりの指導を行いました。
その中で一番驚きだったエピソードをご紹介します。
秋から小論文練習をしてきた生徒が1か月ほどしたら急に来なくなり、
「どうしたのかな」と思いつつ日々を過ごしていました。
そして卒業間近にその生徒と会ったところ、
「本番はまだですが、もう大丈夫です!」
と力強く言うので、理由を聞いたところ、
「スポーツ推薦で受けます! 来週入寮です! 試験は2週間後です!」
と力強くにわかには納得しがたいスケジュールを教えてくれました。
まさか入寮後に落ちることはないでしょうね。
ということで、無事合格したみたいです。
入試は色々あるなと改めて実感させられた話です。
本日のクイズコーナー!!
前回の解答:十人十色
今日の問題:日本のことわざに訳しましょう
It’s no use crying over spilt milk.
※ヒント:spilt=こぼれた
答えは次回のブログで。ではまた。