こんにちは。びらとり義経塾の瀬尾です。
涙が止まらないとウワサの映画「野生の島のロズ」(吹替版)を見に行ってきましたので、その感想をお伝えします。
きっかけ
まずお伝えしたいことがあります。
私は、これまで泣けると言われてお勧めされた映画やドラマ、アニメで、全く泣いたことがありません。
感想を求められるたび、「泣けなかったですが、面白かったです。」といった返答をするしかなく、
感情のない、まるでロボットのような印象を与えてしまうことが、しばしばありました。
そんな血も涙もない私に、塾長よりお勧めいただいたのが、「野生の島のロズ」です。
野生の島のロズ ー無人島に漂着したロボットのロズに心が芽生え、動物たちと共生し、島の危機を乗り越えていく物語ー
無機質なロボットでさえ心が芽生えるなら、
私にも心が芽生え、
感情を取り戻し、
涙が止まらなくなるに違いないと思い、見に行きました。
予告編の映画を見た人のコメントでは、
「泣いても泣いても涙が足りない」
「涙腺が崩壊した」
などと言われておりました。
さて、私は泣けたのでしょうか?
結果:泣けませんでした
泣けませんでした。大変申し訳ありません。
心が芽生えたロボットのロズがうらやましいです。
早く人間になりたい。
ただ、作品自体は大変面白く、映画館で見て良かったなと思いました。
水彩画のようなタッチのアニメーションは大変綺麗でしたし、動物たちの表情が豊かで見ていて飽きませんでした。
ストーリーは王道で、老若男女、どなたでも楽しめる作品になっていたと思います。
ここから先は、泣くには至らなかったものの、私が心を取り戻しかけたシーンがありましたので、お伝えします。
ネタバレを含みますので、ご容赦ください。
渡りのシーン
ロズは、ひょんなことから、雁(がん)のひな鳥のキラリを育てることになります。
そのキラリが成長し、渡り鳥として巣立っていくシーンがあります。
ロズは、人間の生活を便利にするためにつくられたロボットなので、野生動物の子育てなどプログラムになく、うまくいきません。
それでも、ほかの動物たちの力を借りながら、キラリを育てていきます。
キラリは体が小さく、羽も短いため、普通なら野生の環境で生き残れる存在ではありませんでした。
また、その容姿やロボットに育てられたということから、ほかの雁たちにからかわれることもありました。
それでも懸命に飛ぶための訓練を続け、ついにその時がやってきました。
大空に向かって、無数の仲間たちとともに、見事に飛び立つのです。
その映像美は圧巻でした。
ロズを気にしながらも、感謝を伝えられぬまま飛び立っていくキラリ。
そして、キラリを見送るロズの悲しげな表情。
それは機械と動物でありながら、まぎれもない親子の絆や愛情を感じることができました。
いいシーンだな、とは思ったのですが、、、泣くには至りませんでした。
きっと、私が独身だからでしょう。
終わりに
この作品は、家族愛を感じることのできる、素晴らしい作品だったと思います。
もし、家庭を持って子どもが生まれてから、この映画を見れば、
様々思うところが出てきて、泣けるのかもしれません。
早く心を取り戻して、将来、温かい家庭を築きたいと思います。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
本日のクイズコーナー!
前回の解答:C:お寺
今日の問題:ロボットの元々の意味は何でしょう?
A:道具 B:友達 C:労働
答えは次回のブログで。ではまた✋