こんにちは。びらとり義経塾の瀬尾です。
先日、映画レビューをさせていただきました。
そのブログはこちらから↓
ブログタイトル:「感動を知らない男が泣ける映画を見ました」
本日は、「感動を知らない男が泣ける映画を見た」シリーズ第2弾として、
「少年と犬」を見た感想をお伝えしたいと思います。
少年と犬
原作は、第163回直木賞を受賞した馳周星(はせ せいしゅう)による連作短編小説「少年と犬」。
東日本大震災で飼い主を無くした犬の多聞(たもん)が、大切な人に会うために日本縦断の旅をする中で出会った、様々な事情を抱えた人々との交流を描いた物語となっています。
主演は高橋文哉さんと西野七瀬さんのお二人。
予告編に寄せられたコメントは、「思い出すだけで涙が出てくる」「号泣した」「ハンカチが足りなかった」といった感じでした。
更に、私が見に行った時は、10人ほど観客がいたのですが、2人ほどすすり泣いていました。
果たして、瀬尾は感動の涙を流したのでしょうか?
結果:泣けませんでした
泣けませんでした。すみません。
全体としては良いお話だなと思いましたが、
どうしても、飲み込めないことがありました。
※ここから先はネタバレを含みます。
それは、
高橋文哉さん演じる和正が、旅の途中で交通事故に遭い、途中から幽霊となって再登場することです。
途中までは、現実味のある物語として見ていましたが、ここから一気に現実離れし、話についていけなくなりました。
しかも、西野七瀬さん演じる美羽とは会話が出来ます。
ガラス越しに姿が映らなかったり、他の人には見えていないという描写はありますが、まるでまだ生きているかのような演出でした。
幽霊になってさえ、多聞の行く末を見届けたと思えば感動するのかもしれませんが、私には合いませんでした。
また、原作が短編の連作であることから、いろいろな話を詰め込みすぎていたと感じます。
タイトルとなった「少年と犬」は原作小説の6編あるうちの最後のお話で、
映画でも少年が登場したのは一部分であり、
和正・美羽の話が中心で、期待していた話とは違ったことも泣けなかった原因だと思います。
最後に
というわけで、今回も泣けませんでした。
もし、実家で犬を飼っていれば泣けたのかもしれません。
ただ、腑に落ちなかったところも、原作の小説を読めば感動できるのではと思い、
読んでいる途中ですので、近々その感想もお伝えできればと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
本日のクイズコーナー!
前回の解答:一年
今日の問題:日本での飼育頭数が最も多い犬種はどれでしょう?
A:柴犬 B:プードル C:チワワ
答えは次回のブログで。ではまた✋