こんにちは。びらとり義経塾の瀬尾です。

 

昨日から中体連が行われているということで、今日はスポーツに関する豆知識をお伝えします!

 

男子マラソンの世界最速記録は、2018年にケニアのエリウド・キプチョゲ選手が樹立した「2時間1分39秒」です。

 

では、世界一“遅い”記録はどのくらいでしょうか?

 

 

正解は、、、

 

 

何と、「54年8ヵ月6日5時間32分20秒3」(゚д゚)! しかも日本人です!

 

 

1912年第5回ストックホルムオリンピックのマラソンに出場した金栗四三(かなくりしそう)さんは、日射病のため、レースの途中で日射病で倒れてしまい、意識を失ってしまいました。

近くの農家で介抱されましたが、棄権の連絡が伝わらず、行方不明として扱われてしまいました。

 

その後、彼は、完走できなかった悔しさをバネに、暑さに耐える走り方など、さまざまな練習法を考案。

あの「箱根駅伝」を考案するなど、マラソン界に大きな貢献をされます。

 

それから月日は流れ、1967年。

「ストックホルムオリンピック55周年式典」を行うための記録整理を行っていた関係者が、「金栗四三は失踪、行方不明」との記録を発見。

それならば完走してもらおうとの粋な計らいで、金栗四三さんを式典に招待します。

 

そして待ちに待った瞬間がやってきました。

 

 

「日本の金栗、ただいまゴールイン! タイムは54年8ヶ月6日5時間32分20秒3、これをもって第5回ストックホルムオリンピック大会の全日程を終了します。」

 

ゴール後に金栗さんは、「長い道のりでした。この間に6人の子どもと10人の孫に恵まれました。」とコメント。

 

会場は大きな拍手と歓声に包まれました。

 

 

一つのことを長く続けてこられたその姿勢に頭が下がる思いがします。

 

皆さんも最後まで諦めずに頑張りぬいて下さい。陰ながら応援しています!

 

本日のなぞなぞコーナー!

前回の解答:砂漠(サバ9)

今日の問題:駐車場で、車が停まれないのは何番の駐車場でしょう?

答えは次回のブログで。ではまた✋