こんにちは。びらとり義経塾の瀬尾です。
今日はこちらのブログの続きになります。
なぜ、日本語の漢字には音読みと訓読みがあるのでしょうか?
もともと漢字は中国語を書き表すのに発明されたものであり、漢字の元々の発音を日本人が聞き取ったものが「音読み」になります。
しかし、日本人が、日本語を漢字で表そうとすると、中国語の発音しかもっていないため、不便です。
そこで、漢字が持つ意味を日本語に当てはめた読み方=「訓読み」が生まれたというわけです。
こうして、一つの漢字でいろんな読み方をするようになりました。
なんて面倒なことをしてくれたんだ!と思ってしまいますが、この独特の漢字の読み方が、皆さんも大好きなあるものを育んだかもしれないのです。
それは、
漫画です!
東京大学名誉教授の養老孟子さんがとある講演の中で、このような主旨の発言をされていました。
「漫画の絵に吹き出しがついているということは、漢字に読み仮名がふってあるのと一緒。意味のある図形に文字が書かれているという点では一緒であり、これができるのが、日本語である。」
漫画と漢字をこのように結び付けて考えたことがなかったので、度肝を抜かれました。。。
日本語特有の漢字の読み方が、今の豊かな漫画文化を育んだのかもしれませんね。
漢字の勉強はいやいやするもの、そして漫画は好きなもの、と思っている方は多いかもしれませんが、
これを読んで、少しでも漢字の学習に興味を持ってもらえたら嬉しいです。
本日のクイズコーナー!
前回の解答:C.400倍
今日の問題:次の3つの文字を組み合わせて、一つの漢字にしてください。
口、イ、丁
答えは次回のブログで。ではまた✋