みなさんこんにちは。びらとり義経塾の志保井です。
国語の教科書には色々な作品が掲載されています。
今の中学2年生の教科書には、太宰治の「走れメロス」が収録されています。
タイトルの通り、メロスが走る話なのですが、
では果たして「メロスはどのくらい走ったのか」が気になるところです。
本文中に言及されていますが、10里だそうです(1里は約4キロ)。
過去に、メロスの走った速度を研究した中学生がいます。
それによると、山賊に会うといったハプニングはいくつかあったようですが、
往路は時速2.7キロ、復路は時速5.3キロだそうです。
「駅から徒歩~分」という表記は、時速4.8キロを想定しているので、
メロスはほぼ歩いてることがわかります。
ちなみに、フルマラソンの男子選手の平均は、時速9キロです。
この研究を発表した中学生は、「走れよメロス」の方が合っていると感想を述べています。
物事は何でも鵜呑みにしてはいけないという教訓です。
気になったことは自ら調べる姿勢は、日常の勉強にも通じますね。
本日のクイズコーナー
前回の解答:福島県 群馬県 埼玉県 富山県 和歌山県 岡山県 広島県 徳島県 鹿児島県
今日の問題:太宰治の作品は?
A.こころ
B.蜘蛛の糸
C.人間失格
答えは次回のブログで。
ではまた。