こんにちは。びらとり義経塾の瀬尾です。
今日は、伝説の参考書をご紹介したいと思います。
その名も、
「着眼と考え方 現代文解釈の基礎 新訂版」です!
何が伝説なのかというと、初版が刊行されたのが何と1963年!
2021年に文庫本として復刊しました。
まだ、最初の50ページほどしか読んでいないのですが、
解説が詳しく、「なるほど!」と思うことばかりです。
最初の題材が芥川龍之介の「羅生門」なのですが、
主人公の性格や心情、登場人物との関係性、更にはこの作品を通じて伝えたかったことは何か、というところまで、徹底的に解説されています。
自分が学生の頃、小説の文章題は得意ではなかったのですが、今になって、「小説はこう読めばよかったのか!」と目からうろこが落ちる思いで読んでいます。
この本は60年の時を経ても全く変わることのない、「文章を読むとはどういうことか」を教えてくれる本だと思います。
興味のある方は是非手に取ってみてはいかがでしょうか?
本日のクイズコーナー!
前回の解答: F(500円玉 2021年11月からデザインが変更されました)
今日の問題: 芥川龍之介の「羅生門」をもとに映画を作った監督は?
A.黒澤明 B.北野武 C.宮崎駿
答えは次回のブログで。ではまた✋