こんにちは。びらとり義経塾の瀬尾です。

 

私が高校生のときに先生に教えていただいた一冊の本があります。

 

それが「思考の整理学」です。

 

この本の冒頭には「グライダー人間」「飛行機人間」という言葉が出てきます。

 

グライダーと飛行機はどちらも空を飛ぶのは同じですが、

グライダーは動力エンジンが無く、風を利用して滑空するので、自力で飛ぶことはできません。

一方、飛行機はエンジンがあるので、自力で飛ぶことができます。

 

グライダー人間は、ひっぱられるままに、どこへでもついて行く従順さがあり、受け身で知識を得るのに対し、

飛行機人間は、自分で考え、自分でものごとを発明、発見します。

 

両者はどちらか一方でいいというものではなく、ひとりの人間の中に同居しているべき存在です。

 

常に受け身で、いざ自分でやるとなると途方に暮れるのも困りますし、基本的知識を得ないままに独力で行動すれば危険を伴うからです。

 

本書は、グライダーの能力ばかりで、飛行機としての能力がない人間の多いことに言及したうえで、どちらも兼ね備えた人間になるにはどうすればいいのかを考える内容となっています。

 

高校生のときに読んだときには、「今はグライダーだけど、飛行機になってやるぜ」などと思っていました。

昨日、冒頭の部分(上記の内容)を大人になってから読み返してみると、自分はグライダーのままだなあと実感。

 

創造的な人間になるためにはどうしたらいいのか?

自問自答する日々が続きます。

 

講師として、学習指導を通じて皆さんに生きる力を身につけていただくためにも、

まずは自分がもっと能動的に、強く生きなければと思いました。

 

長くなりましたが、今日はこの辺で。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

本日のクイズコーナー!

前回の解答:黄色

今日の問題:飛行機の日はいつ?

A:12月17日 B:8月1日  C:6月15日

答えは次回のブログで。ではまた✋