こんにちは。びらとり義経塾の瀬尾です。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は今日、小型月着陸実証機「SLIM(スリム)」の月面着陸が成功したと発表しました。
「SLIM」は、2023年9月に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ、4か月ほどかけておよそ38万キロ離れた月に向かって飛行を続けてきました。
月面着陸は日本初で、世界でもロシア(旧ソ連)、アメリカ、中国、インドに続く5か国目となる快挙です!
今回月面着陸に成功した「SLIM」の特徴は2点!
①ピンポイント着陸
従来の「降りやすいところに降りる」探査ではなく、「降りたいところに降りる」探査の実現。
これまでの各国の探査機では、着陸予定地点と着陸した場所との距離の誤差が数キロ単位だったの対し、SLIMでは誤差100メートル以内にとどめることを目指しています。
このピンポイント着陸に成功したかどうかの解析には約1ヵ月かかるそうです。
②軽量化
従来の月着陸機の重量は1トン超と重く大型でしたが、SLIMは着陸時の重量は210kgにすぎません。
探査機システムを軽量化することで、その分観測装置を搭載出来たり、運搬費の低コスト化を実現。
将来の月面探査を高頻度で行うことにつながります。
今回の着陸では、太陽電池が発電をしておらず、活動は短時間に限られるとのこと。
少しでも有益な情報が得られればと思います。
夢が広がる宇宙開発。今後に期待ですね!
本日のクイズコーナー!
前回の解答:C.逃げやすくするため
今日の問題:一番早く自転している惑星はどれでしょう?
A.金星 B.火星 C.木星
答えは次回のブログで。ではまた✋