こんにちは。びらとり義経塾の瀬尾です。

 

今日は、面白い数学の問題をご紹介したいと思います。

 

アリがぶつかる確率

正三角形の各頂点にアリがいます。

3匹のアリは右回りか左回りを選び、隣のどちらかの頂点へ向かって、辺の上を同時に同じ速さで移動します。

移動中に2匹のアリがはちあわせた場合、アリはぶつかります。

アリがぶつかる確率を求めましょう。

 

 

 

 

ヒント:「ぶつからない」のは3匹が同じ方向に移動したときです。

 

 

蟻のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

 

 

 

 

答え:3/4

3匹のアリはそれぞれ「右回り」か「左回り」の2通りの移動の仕方があるので、

起こりうる全ての場合の数は、

2×2×2=8(通り)

 

アリがぶつからないのは

3匹とも右回り

3匹とも左回り

に移動した場合なので、2通り

 

アリがぶつかる場合の数は起こりうる全ての場合の数から、アリがぶつからない場合の数を引けばよいので、

8-2=6(通り)

 

よって、アリがぶつかる確率は

6/8=3/4

 

いかがだったでしょうか。

ぶつかる場合の数を考えると複雑そうですが、ぶつからない場合の数を考えると解きやすい問題でした。

一つの方法でうまくいかなければ、視点を変えてやってみる、というのは大切な考え方ですね。

 

本日のクイズコーナー!

前回の解答:C.関東平野

今日の問題:ミーアキャットはネコ科の動物である。〇か×か?

答えは次回のブログで。

ではまた✋